ここ2~3年、秋になると訪れる中津川。
そう。目的は「栗きんとん」です。
先月はその栗きんとんを求めて、和菓子店をハシゴしました。

秋になるとデパートの食品売り場にも並ぶ栗きんとん。
お隣の県ならば本場で買わねばと
ふらっと出掛けたのが、秋の恒例になってきました。

実は栗菓子は、
モンブランや栗の甘露煮のあま〜〜い印象があって
食わず嫌いな食べ物でした。
それがいつの間にか
栗きんとんを買い求め、中津川まで行くようになったのです。

今年はちょっと趣向を変えて
2個ずつ4つのお店で購入。
同じ栗きんとんといっても
店によって味が違うだろうと思ったので
生意気にも、栗きんとんの食べ比べを試みたのです。

だいたいのお店が市内で何店舗か構えているので
今回はJR中津川駅の近くの和菓子店を巡りました。

普段は食べ比べることなどありませんので
気がつきませんでしたが
やはり店ごとに甘さや、混ぜる栗の粒の大きさ、
きんとんの絞り方、形などが違います。

添加物や保存料なしで、栗と砂糖だけで作るシンプルなお菓子。
そのひとつひとつを、いまだに手で絞っているそう。
ホクホクッとした食感やほんのりとした甘味を
一口で食べてしまうのは、とても贅沢なものです。

国道19号の幅広いバイパス沿いには
老舗の大きな店がいくつかあります。
あまりの行列で店舗にはいるのもあきらめたところもありました。

想像する以上に、
栗きんとんは、皆が楽しみにしているお菓子でした。

たぶん来年もここを訪れるでしょうね。