あるラジオ番組で
「水戸黄門の印籠を出すところが好き!という
うちの子供(たしか3〜5歳だったか)って変?」
という視聴者投稿が読まれていました。

私からすると全然変じゃない!

私は遠山の金さんがお白州で
桜吹雪を見せる山場が好きでした。
それも、杉良太郎さんの金さん。
少々不良っぽさを感じさせる杉良の金さんは
両親が好きで、その影響だったと思います。

そして必殺シリーズ!
これは今見てもおもしろいシリーズです。
仕事人の様々な「仕事」の仕方、
そして映像美や音楽。
子供心にワクワクしたものでした。
もっともっと再放送してほしいと思っています。

父48歳、母36歳の時、昭和30年代に生まれた私。
同級生のご両親たちと比べても
たぶんずっと年上の親だったと思います。

そのせいか、同世代の人たちが見ていた
アニメ番組や、子供番組よりも
大人たちが見ていた時代劇や映画のほうが
記憶に残っているようです。
それは再放送で何度も見ているのもあるかもしれません。

先の読める、ツッコミどころ満載のTVの時代劇の内容に
飽きてしまった時もあるのですが
それはそれで見るようになりました。

最近の時代劇は、原作がすでに発売されている人気シリーズが多いので
TVで見るよりも、まず本を読みたくなります。

さらに、黒澤映画や西部劇を見たい時があります。これも親の影響大。
今では特に名古屋ではリバイバル上映がないので
映画館で見ることがないのですが
たまにDVDのラインナップを調べては、まだ買えずにいます。

すっかり時代劇が似合う年になりましたが(笑)
子供の頃から影響って大きいのですね。
私の江戸好き、時代劇好き、昭和好きは
小さい頃から、心のどこかにいつもあったものかもしれません。