webやDTPの仕事には、写真は欠かせません。
ユーザーに伝えるために、商品写真、イメージ写真は必須。
写真は重要な役割をもっています。

今はデジタルカメラが普及して
プロでなくても、そこそこきれいな写真が撮れます。
特に予算のない仕事ですと
ライターさんが写真を撮ったり、
デザイナーがデザイン案の段階でイメージとなる写真を
撮影することも、まま(よく?)あります。
時にはクライアント側の担当者が撮影したものも…。

webは画像の解像度が低いので
ごまかしが効く場合がありますが
今はブロードバンドで大画面の時代。
画像も大きく、
ファイルやムービーも容量よりもクオリティを問われています。
そのほうが、より商品をユーザーに伝えられる、
会社のイメージもより良く伝えられると思います。

でもプロのカメラマンに発注できない時は
誰かが撮影しなくてはいけない。
でもきれいな写真が欲しい。
クライアントから支給された写真はきれいじゃない。
ジレンマに陥りそうです。

そんなことを長年繰り返しながら、
「もっと写真に対する目を持とう」と思ったのです。
自分にもいつもそう言い聞かせ、
たくさんwebサイトを見たり、写真のきれいな雑誌を見たり。

そして頭の中にある自分のイメージと
撮影した写真に愕然として、自分でNGを出し、
カメラの設定を触りまくって…
そうしていると、自分のお気に入りの写真が見えてきたりします。
まだときどき…ですが。
デジカメはいっぱい失敗しても、やり直せるので
私にとって勉強のための機材となっています。

自分でやってみて、その難しさを知る。
なんだかそんな事の繰り返しばかりです。