このところ、なんだか「餡子」の甘さが
恋しくなっています。

食いしん坊で、甘いものも大好き。
華やかさのある洋菓子や
バターや卵を使ったリッチな焼菓子もいいですが
「和菓子っていいなぁ」
そんな気持ちになるのです、最近。

やっぱり、大福、どら焼き、ういろうとかの
庶民的な(お手頃な値段の)お菓子がいいですね。
一個100〜150円あたりですと
買いやすいせいもあって、クセになってしまいます。

日頃のお菓子のほかに
時節、行事でいろいろなお菓子がありますね。
特に祝い菓子とかの縁起菓子。
辻占菓子(正月菓子)のようなお神籤が入っているものとかも。

神に仕える人々が作っていたものとか
毎日のおやつに拵えたものとか、
季節、行事、地域、店、家庭…
それぞれに解釈やら、味やら、想いやらで
違いがあって、それを考えると興味深い(おもしろい)です。

和菓子の魅力は、小さなお菓子の大きさの中に
いろいろな世界を描く
洋菓子の飾り付けとは対極にあるようなつくりが
とても美しいと感じています。

また原材料もシンプルですしね。

その中でも人々の想いがこもっているのが
縁起菓子だと思います。

地域によっていろいろ形やデザインがあるのでようね。
お正月はそんなお菓子で
ちょっと新年を楽しみたいなと思っています。