名古屋駅からちょっと北のほうへ行くと
ノリタケの森という陶磁器に関する複合施設があります。
そう、あの陶磁器の「ノリタケ」さんの敷地内にあります。
以前は工場だったようで
赤煉瓦の工場の建物なども残っています。
自宅からも近いところなのでよく訪れます。
セラミックスの歴史がよくわかる展示施設や
ミュージアムは見ていて飽きません。
アウトレットショップもあったり、
ノリタケ製品のラインナップが見れたりと
私の好きなスポットです。
先日、ノリタケの森の敷地内を歩いていると
小さな小さな神社がありました。
大きな会社ですから
敷地内にも神様をお祀りしているのでしょうね。
「日陶神社」だそうで、
立て看板には、社運の隆盛と安全の祈願を込めて、
天照大神(あまてらすおおみかみ)、熱田大神(あつたのおおかみ)、
迦具土神(かぐつちのかみ)の三神を祀り、
1940年11月19日に建てられたとありました。
カグツチノカミ?
神様のことや、神話に疎い私にはハテナ?です。
ネットでさくっと検索してみると
火の神様であることがわかりました。
火防せ、火難除けは秋葉神社が知られていますが
迦具土神は鍛冶、焼き物の神としても
その地では信仰されているそうです。
いずれも火がなくてはいいものができないものですね。
大切なものだからこそ祀ってきた、ということでしょうか。
火は繁栄を生み、しかし時には大火となって焼き尽くしてしまう。
その恐ろしさも知っての
繁栄と安全祈願なのかなぁと思ったのでした。
ちょっとした興味で検索したことですが
ノリタケの森に立ち寄った時には
こちらの神社にお詣りしようという気持ちになりました。
やっぱり、祀られている神様のことを知らないよりも知っていると
手を合わせる時の気持ちが違う気がします。
家でも「火」は使いますからね。家内安全です。