名古屋はちょうど桜が満開です。
春先に寒い日が続いて、
今年はやっと春が訪れたという感じです。

今年は花を見に行く予定もなく、
両親のお墓参りに出かけました。

どちらかというと、渋滞に巻き込まれたくなかったので
満開の時期がずれていてよかったと思っていたのでした。

やはり山肌に立つ墓地の桜はまだまだ。
そんな事を思いながら、ゆっくりとお墓参り。

さてと、墓地の駐車場から車をだして国道にでる途中、
満開の桜の木が目にはいりました。

こんなところに大きな桜の木。
お寺の境内の桜のようです。
名所のようで、駐車場には車も多く停まっています。

車がやっとすれ違うくらいの道幅でしたから
前後に車がきていて車窓から、
わずかな時間の花見をしていました。

本堂らしい大きな建物の屋根をも越すぐらいに思えた大きな桜の木。
お墓参りの時は、毎回というほど通っているのに
初めて気づいたのです。

この後、珈琲専門店にはいり、お話を伺っていると…
とても有名な桜の名所だそうで、
樹齢200年と100年あまりの2本のしだれ桜なんだとか。

あーなんてもったいないことを!と思いましたが
そう伺っても戻ってみることはせず。
花見客も増えて、車も通りづらくなるだろうから
来年、ゆっくりと見よう…なんてのんびりしております。

とてもきれいで、心に残る満開の花って
なんだかすごい宝物を見つけたような
そんな驚きとうれしさがあります。

この大きな桜の木は、きっと私の好きな一本になるでしょう。
車の窓から、ちらっと見ただけでも感動的でしたから。