旅は、ごちそう。(中川賀代子)

戸田ゼミコラムのアーカイブです。このコラムはすでに連載を終了されています。

2014年10月

クロワッサンとドーナツをあわせた
クロナッツ(クロワッサンドーナツ)、
クロワッサンとベーグルをあわせたクレーグル、
クロワッサンたい焼き。

クロワッサンなんとかが、今年の流行のようです。
「〜ようです」と書くのは
食べていないからなのですが…。

クロワッサンって バターや砂糖の量がかなり多いという
イメージがあります。
だから、あのサクサク感ができるのでしょう。

それをまた油で揚げて
さらにクリームをはさんだり
チョコなどでコーティングしたり、
想像するだけでも、高カロリーっぽい。

同様に近頃のパンケーキも
ものすごいトッピングです。

コレステロールが気になる年代です。
パン好きで、甘いものも好きですが
甘すぎるというのは敬遠してしまいます。

なんだか、ブームのものに
興味を持たなくなり、
食べたいものが少なくなってきました。

シンプルで
ほどほどの甘さに
幸福感を感じる。

そうなると、和菓子とか
洋菓子でも昔からある定番商品がいいですね。

小説、コミック、映画…
「食べ物」が登場する物語が好きです。

最近のコミックは、料理漫画とかグルメ漫画という
ジャンルが確立しているようです。

食がテーマといっても幅広く奥が深く、
コミックは侮れません。
結構、勉強になるものです。
だからハマっちゃいます。

料理漫画が好きだといっても
どれだけ自分のレシピが増えたかというと
それが全くないのです。

今のところ、読む事でおなかいっぱい。
満足してしまっています。
レシピ読みオンリーです。

でもただ単にレシピを紹介するだけでは
物語として面白みはないのではないかと思います。

やはり、キャラクター設定であったり、
物語の展開であったり。
それ以前の綿密な調査や取材をしたり。

食がテーマであっても、そうでなくても
小説でも、コミックでもなんでも
話の面白さが基本になっていると思います。

物語を創造する人たちは
大変な仕事をしているなと思います。

この頃は、そんな風に
作っている人たちの事を考えることが多くなりました。
自分には到底作れないモノだからでしょう。
世に出るまで、作者は
計り知れない時間をかけて作っているのだろうな。

なんて事を思いながら
おいしい物語を楽しんでいます。

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