1度目の子宮筋腫の手術は、筋腫のみ摘出しました。
筋腫核出術というそうです。
今は腹腔鏡下手術で実施できるそうですが、
私の時は、開腹手術でした。

今回は、子宮の全摘出。
その際に卵巣をどうするか、悩みました。

今回の手術の1年半ほど前の診察で
卵巣の腫れが発覚しました。

この時、がんなどの検査の結果は良性であったし
1ヶ月後には通常サイズに小さくなった事、
医師からも、恐らく水分による腫れであろうと言う事で
その時は終わりました。

その時の経験があり、
私は婦人科系の病気になりやすいのかなぁという
不安がどこかにありました。

何かあったら、また開腹手術になるかも。
またお腹の手術をするのもなぁ。
閉経も近いこともあるので
卵巣も摘出しよう、と決めたのです。
…が、なかなか悩みは解消されませんでした。

やはり摘出後の更年期障害が心配。
どんな症状がでるのか?薬は?
診察のたびに医師に尋ねたり、
インターネットで調べたり。

私のようなズボラな人間は
子宮全摘して、体調が良くなれば
婦人科を受診する事もなくなるでしょう。
「沈黙の臓器」とも言われる
卵巣の異常が発覚した時には手遅れ…
そんな事になるならば…。

主治医が丁寧に説明してくれた事もありますが
最終的に決められたのは、そんな臆病な気持ちでした。

手術後の病理検査で
卵巣には内膜症の症状が見られたそうなので
結果的には卵巣摘出の判断はよかったのだと思っています。