少し前の新聞記事に
高齢の親との片付けについて掲載されていました。

私たちの親の世代は高齢になっています。
物のない時代に育ち、
買った物を使わないからといって、
簡単には処分できない人が多いそうです。

買ったものには思い出もあり、
そうそう簡単に断捨離できないのでしょうね。

さらに、年齢と共に心身ともに自由が効かなくなって
相方の義父のように
身の回りに物を置いておく事になるのかもしれません。

その新聞記事には、
「捨てる」という言葉は禁句だと書かれてありました。
子供が親の物を「捨てる」行為は、
仲違いの原因にもなるそうだとか…。

自分の感覚で、物を処分する事は
親の心を時には傷つけてしまう事にもなるのか。。。

子供の頃住んでいた二階建て借家(長屋)から、
3DKの団地に引っ越す際、
かなり物を処分しました。

団地に持っていける家財道具は限られます。
もう使わないものは「捨てる」からと
父親と喧嘩をしながら、引っ越しをした事を思い出しました。

今思えば、きつい事を言ったかもしれないなぁと
20年経って気づかされました。

高齢の親との片付けは、時間をかけて無理なく…がいいそうです。
私と父親とのやり取りは
どうしても時間がないために起こった喧嘩ではありますが
物を保管しておける場所があるなら
そこに収納しておく、気持ちの余裕も必要なのかもしれません。

…といっても現実としては、
義父が全く興味のなさそうな物は
少しずつ処分してはいますけどね。