義理の母が亡くなって10年あまり。
それ以後、義父がひとりで暮らしていた実家ですが
あまり不要品の処分をしてこなかったようです。
年をとってくると
家の中の行動範囲も少なくなり、
ご飯をつくる、食べる、寝る…と日中過ごす範囲、
生活に必要なスペースがあれば
事足りてくるようです。
たぶん、
使わないものを置ける空間があると
とりあえず、そこに置いておく。
それで片付いた気持ちにもなるのかもしれません。
年とともに体の動きも鈍くなり、
必要な物だけ、身の回りに置いて、
逆に使わない物は年とともに増えてくる…
そんな、スパイラル現象を垣間みた気がします。
私は賃貸の集合住宅に住んでいますので
収納空間に限りがあります。
以前は賃貸では収納が足りないなんて思ったりしましたが
年をとったら、1DKや1LDKで十分かもなぁなんて
思っています。
注文住宅の売り文句に「大収納」がありますね。
子育て世代には、収納スペースがたくさん必要かもしれませんが
スペースがあるから物が増える、
物が増えても気にならないから、さらに増える…のかも。
年とともに、住宅を変えるわけにもいきませんが
体力の変化、ライフスタイルの変化もあります。
元気な体で気力のあるうちに
使っていない物は処分を考えたほうがいいなと感じています。