旅は、ごちそう。(中川賀代子)

戸田ゼミコラムのアーカイブです。このコラムはすでに連載を終了されています。

2013年07月

久しぶりに書店に行きました。
少々時間に追われ、日課をこなすだけのこの頃。
わずかな時間ですが
またまたうれしい本との出会い。

新刊の文庫本の平積みに
高田郁さんの「みをつくし料理帖シリーズ/残月」が!

あー!出てたんだー!
奥付を確認すると、第一版は6月18日。
先月出てたんだね。知らなかった。

速攻、手にとって
すでに気持ちはワクワク。

帯には「ながらくお待たせいたしました。」と。
待ちました、待ちました。
ホントに待望の新刊ですよ。

もう1冊、文庫本を購入し、
帰り道にはいったカフェで読み始め。
家に帰って、また読み進み、
久しぶりに一日を読書で過ごしました。

料理に生きる主人公の澪と
澪の幼なじみの花魁あさひ大夫。
彼女たちの試練、生き様。
何度読んでも、まったく飽きない本です。

もともと食べ物が登場する本がすきなのですが
池波正太郎さんの作品と
このみをつくし料理帖シリーズは
私の中では、非常に大好きな作品。
絶対に処分できない本なのです。

書店に並ぶ新しい本の山を見る。
なにげに手にした本にハマってしまう。
なんて…嬉しい事です。

やっぱり本屋っていいなぁ。

「残月」の他に買った本は
「和菓子のアン」。
タイトルに惹かれました。
そして、この本も面白いんですよぉ。
やっぱり私は食べ物系ですねぇ。

ここ1年ほど
旅行というか、遠出をしておりません。

ひと昔前は、車の走行距離が
1年2〜3万キロほどでしたが
1回目の車検を通しても、2万キロ弱。
車を運転する機会も減りました。

そんな私の最近の娯楽は、もっぱら映画鑑賞。
ここ2ヶ月ほどは毎週末、1本見ているでしょうか。

1週間に1本も
平日でも、暇を見つけては見ていた20代の頃からすると
かなり落ち着いた本数なのですが
家のこと、仕事と、優先順位を決めないといけない中で
好きな時間を持てる事は、気持ちに余裕があります。

時間や曜日を忘れてしまうほど
仕事に追われて、
気持ちに余裕がなくなってしまう事が続くと
体と心が疲弊してしまう。

やはり休息の時間は、必要ですね。
今は週末の2時間の楽しみを堪能している感じです。

地上波での映画放送も少なくなった今は
有料チャンネルを契約していない我が家では
DVDで映画を見るくらい。

映画はやっぱりスクリーンで観たい派ですから
テレビの画面で観る事以上に
映画館に出かけることも楽しみなのですよ。

午前十時の映画祭では
不朽の名作をリバイバル上映。
新作と、リバイバル上映を交互に観て
あ〜贅沢に過ごしているなぁと。

そんな気持ちになれるっていいですよね。

さらにポイントも貯まって
無料で1本観る事もできますから
これはなかなか止められませんね。

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