昨年、ふとした事で知った「名古屋 渋ビル研究会」。
女性お二人が
街歩きをしながら
渋いと感じたビルを紹介しています。

昭和の時代に建てられた
レトロなビル。
私だったら、懐かしいデザインと思ってしまうところが
年齢のギャップを感じます…。

その渋さも、私の心にビンビンときます。
知らないビルはもちろん、知っているビルもまた見たい!
この渋ビル研究会を知ってから
違う視点でビルを見ているような気がします。

老朽化という避けられない問題を抱え、
時には空室のまま、放置されたような存在だったり。
利用するには、不便さもあったり。

しかし、完成当時のデザインが
廃れ感を通り過ぎて、
再び新鮮に感じられたり、
そんな事が、ちょっと仕事のヒントになったり。
なかなかデザインとは面白いものです。

新たな魅力や価値を生み出すリノベーション事業。
私も水廻りやエアコンなどの設備は
新しいものがいいのですけど
あまりにもデザインが変わりすぎて、
別の新しい建物と感じる事もあります。

年とともに、気持ちも好みも変わっていきますが
今のところ、彼女たちの「渋さ」も参考に
私好みの渋ビルを堪能したいと思っています。

昨年、「ビル手帖【創刊準備号】」を発行されました。
ぜひ欲しい!とおねだりしたいところですが
数に限りがありそうなので、
1号の発行を楽しみにしております。