旅は、ごちそう。(中川賀代子)

戸田ゼミコラムのアーカイブです。このコラムはすでに連載を終了されています。

2012年02月

久しぶりに旅を考えています。
といっても日帰りです。

金継をされている方々の展示があるということを知って
ぜひ見たい!気持ちになりまして…。

車で行くとアクセスはどう?
電車だったら運賃はいくら?
そんなことを検索しながら
すでにもう楽しい旅の時間になっています。

車なら渋滞の予測とか、駐車場の事とか
カーナビなしの私は、前もって調べることはいろいろ。

地図の購入も必要かな?
最近はスマホに頼っていますが…
地図好きですから、
出掛ける先の地図は、買っておきたいタチです。
地図は後から見てもおもしろいですからね。

今回は時間もさほどないので
ピンポイントで目的を絞った観光になります。
行動範囲は狭く、でもじっくりと時間をとって…と。

他に見学できるのはどこがあるか?
美術館は?博物館は?お寺は?
いろいろ下調べをすることも旅の時間、かなと思います。

もし仕事などで都合がつかなくなっても
それはそれでいいとしましょう。
一人で出掛ける、日帰りの旅ですから
自由きままなのです。

さて、3月の奈良。
わずかな時間でも、ゆっくりと
堪能できたらいいなと思います。

CMSって言葉、よく耳にしますね。
けど、CMSって何?

CMSとはコンテンツマネジメントシステム。
Content Management System

サイト管理にはとってもいいシステムです。
HTMLの編集など特別な知識がなくても
テキストや、画像等の「コンテンツ」を用意できれば、
ホームページが公開されるのです。
よくあるブログもこのCMSですね。

こちらの戸田ゼミも
「Movable Type」「TypePad」と2つのシステムを使っています。
CMSを導入しているから、
このコラムも特別な技術がなくても
更新方法さえ覚えれば連載できるのです。

こんな便利なCMS。
ホームページをリニューアルしませんか、CMSで…。
そういいたいところです。
実際にそう言われている企業の方はいらっしゃいますか?

CMSのシステムもオープンソースで無料のものも増えてきました。
しかし、だからといって
無料ではサイトは構築できないんです。

個人サイトならデフォルトのテンプレートで
サクサクつくっちゃえばいいけど
商用サイトなら目的を持ってサイトのデザインも考えます。

CMSはサーバーにインストールするものが大半で
サーバーのデータベース機能を使います。
システムで足りない部分はプラグインなどをインストールします。

デザインはCSSの知識は必須。
デザイナーであっても、時にはPHPなどのプログラミングや、
各CMS独自のタグの知識も
多少は必要になる場合もあるかもしれません。

これではHTMLの知識がない方には到底無理ですね。
無料のシステムであっても、
サイト構築時のデザインコスト、
運営・管理コストがかかると思います。
でもCMSのメリットは、そういったコスト以上に
サイト全体の管理に優れている点でしょう。

しかし、サイトの規模や目的によって
CMSに向いているサイト、そうでないサイトもあります。

10ページ程度の会社概要サイト。
どこを更新しますか?
お知らせや更新情報が時々ありそうですね。
週1回?もしかしたら月数回程度?
製品やサービス情報はさほど変更はなさそうです。

これからはもっとコンテンツを充実させるから…。
そういう場合はCMSの導入もいいと思います。
でもこの程度の更新頻度にCMSは器が大きいような気がします。

お知らせページをちょっとだけ更新できればいいんだけど。
それならそこだけ更新するためのプログラムを
インストールするだけでいいんですよね。
CMSよりももっと簡単に導入できます。

右にならえをしなくてもいいです。
自分のサイトの事、運営の事を知っていれば
何を導入すればいいのかが見えてくるような気がします。

ただ、ヘッダーやフッター、サイドナビゲーションなど
全体に共通する部分を頻繁に変更することが多い場合は
やっぱりCMSですかね。

名古屋駅からちょっと北のほうへ行くと
ノリタケの森という陶磁器に関する複合施設があります。
そう、あの陶磁器の「ノリタケ」さんの敷地内にあります。

以前は工場だったようで
赤煉瓦の工場の建物なども残っています。

自宅からも近いところなのでよく訪れます。
セラミックスの歴史がよくわかる展示施設や
ミュージアムは見ていて飽きません。

アウトレットショップもあったり、
ノリタケ製品のラインナップが見れたりと
私の好きなスポットです。

先日、ノリタケの森の敷地内を歩いていると
小さな小さな神社がありました。

大きな会社ですから
敷地内にも神様をお祀りしているのでしょうね。

「日陶神社」だそうで、
立て看板には、社運の隆盛と安全の祈願を込めて、
天照大神(あまてらすおおみかみ)、熱田大神(あつたのおおかみ)、
迦具土神(かぐつちのかみ)の三神を祀り、
1940年11月19日に建てられたとありました。

カグツチノカミ?
神様のことや、神話に疎い私にはハテナ?です。
ネットでさくっと検索してみると
火の神様であることがわかりました。

火防せ、火難除けは秋葉神社が知られていますが
迦具土神は鍛冶、焼き物の神としても
その地では信仰されているそうです。
いずれも火がなくてはいいものができないものですね。
大切なものだからこそ祀ってきた、ということでしょうか。

火は繁栄を生み、しかし時には大火となって焼き尽くしてしまう。
その恐ろしさも知っての
繁栄と安全祈願なのかなぁと思ったのでした。

ちょっとした興味で検索したことですが
ノリタケの森に立ち寄った時には
こちらの神社にお詣りしようという気持ちになりました。

やっぱり、祀られている神様のことを知らないよりも知っていると
手を合わせる時の気持ちが違う気がします。
家でも「火」は使いますからね。家内安全です。

電子書籍の製作について調べたのは
これまで印刷しているカタログを
電子書籍としてweb上で公開したいというご希望があったのです。

私たちのようなwebやDTPの仕事をしている者ならば
電子書籍化するソフトもあります。
一般的に外注すると、
1ページいくらとか1冊○ページでいくら
というデータ変換料と言われるような
作業費が発生するのではないでしょうか。

自社でカタログの印刷データを作っているので
画像データ、テキストデータはある。
しかし、電子書籍化のソフトがない。
スキルがない。人がいない。お金をかけられない。

そんなないないづくしでも
調べてみると、素敵なサービスがあるものです。

iPhone・iPad・Kindleなどの電子書籍リーダーなどに
対応した電子書籍を、ブラウザ上で作ることができるというもの。

昨年ある電子書籍作成サービスに問い合わせた時は
法人・商用利用も可能。
自社で編集、印刷し、配布している小冊子や読み物などを、
電子書籍作成サービスで制作可能。
…でした。

ただ、作成した電子書籍は、
本棚サービス(作成した電子書籍を検索・閲覧・販売する)において
公開することなど、利用ルールがあるようです。

しっかり利用規約を読んで
ルールに従って、webサービスを利用すれば
自作の詩集、写真集、絵本なども
電子書籍として販売も夢ではありませんね。

コストを抑えたい企業や個人事業主さんなお
自社制作のカタログや読み物の公開など
印刷物とホームページとwebサービスをうまく活用していく…
これまでと違った形が可能になりそうです。

ブクログのパブー|電子書籍作成・販売プラットフォーム

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