旅は、ごちそう。(中川賀代子)

戸田ゼミコラムのアーカイブです。このコラムはすでに連載を終了されています。

2010年12月

いまだ年賀状をつくっていなくって…。
今年は早くつくろうと、毎年思っているのですが
結局、毎年同じことを繰り返しています。

コラムを読み返してみると
昨年は、七福神を巡りたいと書いていました。
そういえば!
こんなことを考えていたのだなと…。
これも思っただけで巡っておりません。

御朱印帳も
2010年は1月30日の伊勢神宮で終わっているし…

今年の遠出は
浜松餃子、紀北町の牡蠣を食べにいったり、
大阪へ仕事を兼ねて行ったり…ぐらい。

山歩きも全然していないし、
また体力ゼロからの出発となります。

ほんとに出かけていない、
気持ちとお財布の中に余裕のない年だった
ということでしょうか。

出掛ける事が減ったせいでもないでしょうが
食への興味がいっぱい!ありました。

昔よく食べた野菜が
今では伝統野菜と呼ばれて希少となっていたり、
レシピブログのおかげで
手軽にいろいろ作ってみたり。

おいしいパン屋さんや珈琲屋さんができていたり、
そんな出会いもいいものですよね。
和菓子の美しさも年とともに感じています。

そう身近にも「旅は、ごちそう」があるのですよ
…と気づかされております。

それでも月日は過ぎていく。
来年はもっといい年に…
もっとおいしいものに出会えるますように…
やっぱりそう願いたいですね。

もうすぐ2010年も終わりますね。
あっという間です。
ほんとに一年って早いです。

引っ越してきて
名古屋の中心に近くなったけれども
あまり出歩いていない年でした。

日が沈んでから歩くことがなくなったせいか、
クリスマスのイルミネーションも
あまりピンときません。

我が家のクリスマスである、
すき焼のお肉を買いにいくのも
たぶん昼間ですから
クリスマスの飾りを見るくらいなのかな。

でもこの時くらいは
駐車場の時間を気にせず、
ウィンドウショッピングを楽しもうと思っています。
そのために徒歩か自転車で出かけますか。

どこに行くにも車派ですが
駐車場代30分300円とか、
5000円購入で30分無料とかって
今日は何を買うとか、
だいたいこんな感じで歩いて、と決めて…
そんなの時間が気になって、気になって
なかなかゆっくりフロアを見て歩けません。(笑

どんなに余裕があっても貧乏性なのですね。
いっその事、街には車で行かないほうがいいです。
でも向かい風は嫌だななんて…弱い心もあり。。。

名古屋の玄関口である名古屋駅や栄に
自転車でいけるなんて
都会に住んでる〜ぅって感じなのに
出不精になったなんて。

一日があっという間に過ぎてしまって
すぐに夕飯の時間になっちゃうんですよね。
時間がたつのが早いということにしておきましょ。

もう少し駐車場代が安ければ
百貨店行きやすいのかなぁ。
百貨店ってもともと電車で行くものなのかなあ。

このところ、なんだか「餡子」の甘さが
恋しくなっています。

食いしん坊で、甘いものも大好き。
華やかさのある洋菓子や
バターや卵を使ったリッチな焼菓子もいいですが
「和菓子っていいなぁ」
そんな気持ちになるのです、最近。

やっぱり、大福、どら焼き、ういろうとかの
庶民的な(お手頃な値段の)お菓子がいいですね。
一個100〜150円あたりですと
買いやすいせいもあって、クセになってしまいます。

日頃のお菓子のほかに
時節、行事でいろいろなお菓子がありますね。
特に祝い菓子とかの縁起菓子。
辻占菓子(正月菓子)のようなお神籤が入っているものとかも。

神に仕える人々が作っていたものとか
毎日のおやつに拵えたものとか、
季節、行事、地域、店、家庭…
それぞれに解釈やら、味やら、想いやらで
違いがあって、それを考えると興味深い(おもしろい)です。

和菓子の魅力は、小さなお菓子の大きさの中に
いろいろな世界を描く
洋菓子の飾り付けとは対極にあるようなつくりが
とても美しいと感じています。

また原材料もシンプルですしね。

その中でも人々の想いがこもっているのが
縁起菓子だと思います。

地域によっていろいろ形やデザインがあるのでようね。
お正月はそんなお菓子で
ちょっと新年を楽しみたいなと思っています。

いつからか、
非常に手足が冷えるようになりました。

冷えるとどうにも我慢できない。
寒さばかり気になって集中できなかったり、
なかなか寝つけなかったり。

しかし、電気毛布などは好きではないので
いつも頼りにしているのが「湯たんぽ」。
しかも陶器製です。

あの昔懐かしい茶色い飴色の重い湯たんぽです。

なかなか売っているところが見当たらず、
インターネットで検索したら
1個2,000円ほど。
重いから送料もややかかりました。

ネット通販で買うかと思っていたら
当時住んでいた瀬戸市の駅前の陶器店に並んでいたのです。
しかも1個1,600円。
即購入!得した気分でした。
それから冬の愛用品となりました。

名古屋に越してきてからは
布団の中はさほど冷たくないのですが
昼間の机の下が冷えている。

で、今年も湯たんぽのお世話に。
机の下で使用するには
お湯をいれて熱くなった湯たんぽをくるむバスタオル。
さらに保温用のブランケット。
まず、湯たんぽがはいる大きさの段ボール箱。
足の保温用ブランケットも使っています。

こう書くと結構グッズを使っていますね。
でも冷えのつらさを解消できるならばってカンジです。

布団の中で使うより、温かさは短時間しか続きませんが
日中は動いたり、出掛けたりします。
そのあたりは割り切っています。

これまで使用してきて気づいたこと。
湯たんぽにいれるお湯は熱湯ではないこと。
あまり熱すぎて、足に汗をかくとかえって冷えるような気がします。
熱湯になる前のお湯を入れています。

湯たんぽの事故でよくあるのが
湯たんぽに水をいれて火にかける。
電子レンジにいれるなど…。

金属製、プラスチック製など製品によって特性があります。
またフタをして温めてはいけないだろうと
想像するのですが、
便利さに慣れてしまうと気がつかないことが多いようです。

一番安全に使うのは、
やっぱり薬罐でお湯を沸かして入れるというのがいいのでしょう。
その後、湯たんぽは熱くなっているので
素手で触りませんけれど…。

使い方をちゃんとすれば、心地よい冬のグッズです。
コストは最初のお湯を沸かすガス代だけですしね。

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