旅は、ごちそう。(中川賀代子)

戸田ゼミコラムのアーカイブです。このコラムはすでに連載を終了されています。

2010年10月

月1回習っている金継ぎ。
その教室の先生、生徒さん達が
日頃の成果を発表します。

お気に入りの器を直したいとはじめたものですが
早、数年経ちました。
でも通っている年数のわりに上達していない。。。

今回の出品作品をつくっていて
ホントに自分の技量のなさに痛感。
これまで何やってんだか。。。

まぁ、でも、それはそれ。
決められた期日までに仕上げるのも今回の仕事。

いくら安いものでも
これまで好きで使っていたものですから
愛着があります。

バラバラにいくつもの破片になった湯呑も
また使えるようになるっていうのがうれしいです。
お湯がこぼれてこない限りは使えるでしょう。
そうなった時は、また直せば良いですしね。

今回のような、バラバラに割れたものを修復するのは
はじめてのこと。
一時はどうなることか、
出品辞退も考えたくらい。

作品を仕上げた今でも
満足のいかない部分は、見て見ぬフリ。
もうこの段階が今の実力ですね。

もしお時間があれば
私のお恥ずかしい作品、ご覧ください。
他の方々のは、もっとすばらしい、
新しい命を宿した作品がいっぱいあります。

こんなことができるの!?
金継ぎに出会った時の私の感動。
おすそ分けできるかもしれません。

段ボール箱の中に直す器が、まだまだいくつもあります。
もっと直して、もっと上手になりたい!
これまでよりも、意識が変ってきました。

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金継ぎ教室作品発表会
10月29日(金)〜11月7日(日)※2日(火)休館
市之倉さかづき美術館 ギャラリー「宙」にて
10:00〜17:00(※最終日 〜16:00)
岐阜県多治見市市之倉町6-30-1
TEL:0572-24-5911

スエナリさんのコラム「みょうがの花」に
ご実家の家紋が「抱き茗荷」とありますが
中川家の家紋も「抱き茗荷」です。

茗荷紋もいろいろあるそうで…
うちは「丸に抱き茗荷」っぽいかもしれない。

引っ越しで荷物をまとめてしまったので
確認できないのですが
親が買った家紋額があります。
なかなか家紋の額を飾ることがないので
押し入れの中に入れっぱなしです。

茗荷紋は、
神仏の加護を受けられる、縁起がいいということで
誕生したのだとか。

茗荷は、食べるばかりで
その由来も知らないし、
花を見たことがありません。
これまでさほど興味を持ったことがありませんでした。

そういえば、
岐阜に「みょうがぼち」っていう和菓子があります。
まだ食べたことがありませんが、
夏だけのもののよう。

空豆餡を、小麦粉などの粉を練って丸めて
茗荷の葉で包んで蒸す、
昔からのお菓子のようです。

いつも、時期が過ぎた頃に思いだして
みょうがぼちを見逃してしまっています。
今年もそうですね。。。

茗荷…。さほど気にならない存在だったのですね、これまで…。

スーパーで買ってくる、あの茗荷に
花がつくのかしら?
ちょっと見てみたい。
スエナリさんのコラムを興味深く読みました。

引っ越しのたびに
荷物が減っているとは思っていますが
それでも何かとため込んでいるようです。

只今、引っ越し荷物をまとめ中。
増え続ける仕事関係の本や、
気晴らしのコミック本や、小説などの文庫本。

その他にも、しまいっぱなしの雑貨、小物関係もでてきました。
マレーシアで買ったマングローブの炭、少々。
沖縄波照間島の砂浜で拾った砂や珊瑚、割れたガラス(?)、少々。
自分で作ったクリスマスの置物とか。

これまでの引っ越しでも処分しなかったものですが
今の家で使うことも、飾る事も、見る事もしなかったものは
サヨナラです。

旅の思い出は大切ではありますが
結局、押し入れの肥しになっているだけのようですから…。

カンボジアで買ったお土産Tシャツも
10年以上耐えてくれました。
首周りがダラ〜ンとなって、ほつれも出てきたので
転居前のお掃除に役立つ雑巾に変身です。

いつか使うかもしれないと捨てなかった布や糸。
学生時代に購入したものや、旅先で買ったものも残ってます。
随分と縫製から遠ざかっています。
足踏みミシンは持っていきますが
これらの布ものは、ホントに使う?と自問中。

使っていないカーテン、シーツ…。
これらが増えると、保管するにも場所をとりますね。

今よりも狭い家への転居です。
片づけ下手な私は、まずモノを増やさないってことですね。
これって「断捨離」って考えのひとつなのかなあと思う日々。
まだまだですけどね。

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