旅は、ごちそう。(中川賀代子)

戸田ゼミコラムのアーカイブです。このコラムはすでに連載を終了されています。

2010年01月

今年初めての山歩き。本当に久しぶりにです。
まずは歩く事を目的として、
近場の山でハイキングコースのある多度山(403m)に向かいました。

多度山頂へ向かうには、
眺望満喫コース、瀬音の森コース、健脚コースと
3つの道があります。

今回は、登りは瀬音の森コース、
下りは健脚コースを選びました。

健脚コースの起点近くに車を停め、
まずは多度大社へお参り。
近くにきて素通りはできませんからね。

多度大社前から、多度峡へ向かいます。
ぽつぽつと住宅が建ち、
道路の脇には、きれいな川の水が
勢い良く流れています。
都会の排水溝とは全く違う風景です。
しかも、子供の頃の記憶と一緒。変っていないようです。

多度峡には、夏には川の水を堰き止める天然プールがありますが
冬場で人がいないせいか、廃屋があったりするので
かなり淋しさも感じます。

そして、多度大社でも猿がいましたが
このあたりになると、群れらしい数匹の猿を見かけました。
人里に降りてくるようになったのか、猿の数が増えたのか。
以前は気がつかなかった事なので、ちょっと驚いています。

舗装路もなくなり、だんだん山らしい風景に。
山頂近くで道が細くなり、勾配もややきつくなりましたが
整備されているので、険しいものではありませんでした。
このコースは約6,460m。

頂上には、かなり広い公園があります。
水道もトイレもあって、子供連れのファミリーも見かけます。
ここでコーヒーとおやつで休憩。
体が冷えてきたので下山開始。

健脚コースは、約1,680m。
下りが苦手な私はスローペースです。
お昼頃には駐車場に到着しました。

久しぶりに歩いたなあと思っていたところ、
翌日には足の筋肉痛。
え〜っ!?だめじゃん。それって。歩いたくらいで筋肉痛って・・・。
私の体は相当鈍っているようで、
ちょっとショックをうけたハイキングでした。

いくつもの難病を抱えた造形作家のモモMサトウさん。
彼女の作品をインターネットで販売するために
ネットショッピングサイトを作りました。

彼女の力になるならと始めた事ですが
どうせなら、他の作家さんの作品や
自分の好きなものでも扱おうかと
今のスタイルに落ち着きました。

しかし、本業である仕事と
ネットショップの両立はなかなか難しいものです。
商品写真を撮影することすら
できない日も続いたりしています。

でもまずはwebデザインの仕事が優先。
亀のようなスローペースで運営しています。

今の目標は、まずは取扱商品を増やすこと。
仕入れた作家さんのハンドメイド作品も
いまだに公開できずにいる現在の状況から脱出しないと…。

そして、私のショップのオリジナル商品をつくること。
幸いパソコンを使ってのデータづくりは
これまでの仕事の経験が生かせます。

モモさんでは作れない商品を提案しようか、
私がつくる、全くのオリジナル商品も作ろうか、
あれこれ考えだしています。
調べているとこれまた楽しい。
インターネット、紙屋さん、布屋さん、本屋、骨董市…
いろいろなところで、ヒントを探していますが
まだまだオリジナル商品をつくることは「考え中」。

今度は、こういうものを作りましたと
ご報告できるように
でも、無理をしないように、亀ペースでやっていきます。

昨年夏の富士山登山を目標に
月に1〜2回ほど、低〜1000mぐらいの山を歩いておりました。

ところが富士山から帰ってきてから
気持ちが緩んでしまったようです。。。
帰ったその日の体脂肪はこれまでの最高というくらい少ない。
といっても、中太り系ですので数値は標準的。
その後のひどい体のむくみ。鏡を見て、驚きました。
水分摂取を心がけていても、体には少なかったようで
その反動がすごかった。

そんなこともあってしばらく休憩と思い、
山歩きからは遠のき、
日に日に歩く時間も少なくなりましたが
食欲は以前のまま数ヶ月。。。
それにお正月は大好きなお餅が…
と書くと、結果は想像できますね。

これはヤバイと思いはじめ、
年が変ったとたんに風邪の症状。
熱もなく、多少の頭痛程度で済んでいるからいいけれども、
いまだにそれを引きずっています。
以前は神経質なほど、風邪防止に対して気をつかっていたのに、
しばらく調子がいいと、怠け者です。

今年の夏も富士山登山の予定。
それ以前に体調を壊してはいけない。
この緩んだ気持ちを、少しづつ締めていかないと…。

健康で過ごすこと。これが一番。
それを改めて思った新年でした。

まずは一日一万歩の目標を頭の中に再設定。
打合せにもバスで出掛けてみたのは、つい数日前。
三日坊主にならないように…。

相方が仕事で浜松へ行く、
2時間ほど打合せで済むかもしれないとのことだったので
便乗させてもらって、
相方打合せ中は、市内をぶらっとしてきました。

朝8時頃、浜松城公園で降ろしてもらって浜松城へ。
家康ゆかりのお城だそうです。

昭和に再建されたコンクリート造りのお城。
別名「出世城」というそうです。
家康在城の後は
浜松城主となることが幕閣への登竜門と
されていたということから名付けられたのでしょうかね。

野面積み(のづらづみ)という
自然石をそのまま積んだという石垣。
加工していない石なので、見るからに安定していない感じがしますが
頑丈なのだそうです。
改めて当時の建築技術のすばらしさを感じました。

天守閣から富士山を眺め、ちょっとワクワク。
その後は、ぼちぼちと街を見ながら30分ほど歩き、
パン屋「ラ・ブーランジュリー 麻や。 」さんへ。

はいったとたん、好みのお店♪でワクワク。
デニッシュなどは、ショーケースに並べられてます。
でも、買いたいかったバゲット以外のハード系パンがすでになかったのが残念。
でもどれを買おうか迷いましたけどね。
次は予約か(!?)とすでに次のことを考えていますよ。

パンを味わうのは翌日からのお楽しみで
その後、浜松駅方面へ歩き、楽器博物館で世界の楽器を見て
カフェで休憩。

そしてお昼ごはんは、餃子!
浜松餃子は、ご当地グルメとして有名ですね。
餃子メニューしかない専門店や
ラーメン店、食堂まで
餃子がメニューにあるのだとか。

前回に引き続き、今回も餃子専門店へ。
あらかじめインターネットで調べて2店ピックアップ。
そのうち1店は臨時休業だったので別のもう1店へ。

もちろん餃子とライスをオーダー。
キャベツがたっぷりはいった
あっさりした餃子でした。

茹でたもやしが添えられているのが
浜松餃子らしいところだそうです。
タレなどもお店で特徴があるそうで、
まだまだいろいろなお店を訪れてみたいと思っています。

結構、おなかがいっぱい。ごちそうさまでした。

2006年5月から週1回のコラム連載を続けて
丸3年を迎えます。
連載200回目も目前です。

日記も、DSの脳トレも続かない私が
よく続いているものだと思っています。
これもひとつの仕事として
自分に課したことだから続けられるのかもしれません。

昨年は仕事のお金の問題、単純なミスなど
自分に厳しさがあれば
問題にならなかったことが
たびたびありました。

フリーになってから数年。
慣れからか
仕事に対する努力を怠っていたのかもしれません。

それを気づかせてくれた年と考えれば
いい年であったと思えます。

今年は原点に戻って、
飛躍ではなく、
ひとつひとつを着実に納めていく
当たり前の事をきちんとやる年として
気持ちを引き締めていこうと思います。

…が、新年早々ポカミス。
確認事項を怠っていました。
いけない。いけない。
かなりお客さんに助けられています。
とってもありがたいこと。

これに胡座をかいていてはいけない。
今まで書かなくても覚えていたことが
できなくなってきていますし、
これはかなりやばいです。

きちんとToDo。していきます。

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