子供の頃から身近にある伊吹山。
滋賀県と岐阜県の県境にある日本百名山のひとつです。
滋賀県の最高峰らしいです。
私の母校の小学校の校歌の歌詞には
「伊吹おろし」という言葉があります。
伊吹山の方(北西)から吹いてくる冬の冷たい風のことです。
日本海から琵琶湖へと吹き込んでくる風が
このあたりへ雪を降らし
関ヶ原から濃尾平野へは乾いた冷たい風となるそうなのですが
子供の頃はわけもわからず
冬の冷たい風を伊吹おろしと言っていました。
春先まで見せる雪化粧。
子供の頃は遠い山だった伊吹山に
今回初めて登ってきました。
3連休の最終日。
スキー場のゲレンデを通る登山道は
5合目までが長〜く長〜く感じました。
ゆっくりゆっくり亀のように歩いている私の横を
トレイルランニングの人たちが駆け上がっていきます。
5合目からの本格的な山道。
人気の山だけあってたくさんの人々が登っていきます。
だんだんと雲が多くなってきて
見晴らしはよくなかったのですが
初めて見る、いろいろな花が気持ちをホッとさせてくれました。
やっと到着した山頂はガスってて何も見えず。
同行者たちとお昼ごはんを食べて
復路につくも、パラパラと雨も降ってきて…。
晴れていても苦手な下り坂に、ぬかるみが加わって
下山した時には、足がガクガク。
2日ほど筋肉痛・・・。
ドライブウエイもあるので手軽に行けるところなのですが
子供の頃から見ていた伊吹山は
今でも違うものに感じています。
自然の厳しさも感じつつ、
健康で歩ける事のうれしさもあり、
また行きたい気になったのでした。