旅は、ごちそう。(中川賀代子)

戸田ゼミコラムのアーカイブです。このコラムはすでに連載を終了されています。

2009年05月

ふと、小腹が空いたし、
冷蔵庫の中に材料も揃っていたので
ひっさしぶりに、蒸しパンを作りました。
実は、大阪の蒸しパン専門店のニュースを読んだから
っていうこともありますが…。

まっ、私ひとりだけのおやつなので
出来不出来はあんまり関係ない…と思っていたのです。

私が想像していたのは、
ふわふわの中にも、もちもち感があって
ぱかっと上部が割れているものを想像していたのですが
でき上がってみると
もこっと膨らんでいるけど、ぱかっと割れていなくて
丸くてつるんつるん。
強力粉を少し使ったので、もちもち感があっても
やさしいふわっと感がない。

もっと素朴なものを想像していたし、
こりゃいかん!となりました。
簡単なレシピだから、余計に思うようにできねば…
と思うのです。

それから、インターネットでレシピを検索。
オーソドックスなごくシンプルなレシピを探して
本日もおやつにつくってみましたが
やはり、ぱかっと割れない。甘味も足りない。

ん〜〜。これは、はまりそうです。
今日は生地を混ぜすぎたようです。
材料もベーキングパウダーなどは少なめにしましたし…
これがいけないのか。

BP(ベーキングパウダー)などで
時々舌がピリピリしてしまうこともあって
ちょっとBP恐怖症。
BPに変わるものがあるのか。。。

シンプルながらも、“私の”蒸しパンを求めて…。
しばらくは蒸しパンづくりに精を出しそうです。

名古屋に引っ越しをしてから
雑貨店やギャラリーや個展などで、
大小様々な作品展を見る機会が増えました。
というか、
見たいとか、興味があるイベントが
よく目にとまるようになったのでしょうか。

造形作家さんと知りあったのも
私の視野を広げた要因かもしれません。

そして都市では、なにかといろいろイベント事があるので
美術館などの大きな展示以外にも
喫茶店やカフェの壁面やコーナー展示など
たまたま「出会う」ということもあります。

子供の頃は
イラストレーターとか、絵を描く人になりたかったけど
いつしか絵を描くことよりも
webデザインを選んで、生業としています。

20代の頃は、ピアスのデザインをしていたけれど
それも作品づくりではなく、仕事。
自分の思うまま、
作品をつくるということは学生の時だけ。
もうずっとしてきていません。

そんな私からすると
「作品」を作り、発表し続けている作家さんは
すごい事をしている、と思います。

彼らもそれぞれに生活があるでしょうが、
自分の世界を持ち続け、
そのための活動をする場所や時間をつくっているのです。

様々な作品を見て、感じることが
私の仕事のエッセンスとなるのですが
今はもうひとつ違う観点から、見ているような気がします。
確実に「ものを見る」感覚が
歳とともに変わってきていることを感じます。

今は貪欲なくらい、行きたい、見たい病です。
先日、エッシャー展を見逃してしまったせいかもしれません(笑

先日、今まで気になっていた
物、スペースを処分しました。

新しいフライパンを買ったため不要になった、
これまで使っていたフライパン。
トースターのないわが家で活躍していた
もう使用していない古い餅網1枚。
ひびがはいって、金継用に使おうと思っていたけど
全然使っていなかったセラミクス鍋。
3年以上履いていない靴…。

これらは不燃物へ。

仕事部屋の片隅にあったスチール製の棚に
引っ越し後、とりあえず、と置いた
古いパソコンとビデオデッキ。
もう9ヶ月経っても変わらない状態。

やっとこの棚をも片づけました。
でもパソコンやビデオデッキの処分は
なかなか簡単ではありません。
有料だし、回収の予約をしないといけないし。
このパソコン、古いけど
ソフトをインストールすればテレビが見れるし、
なんて…まだ未練。
またとりあえず…ですが
押し入れを片づけて、その中へ。

物を移動しただけで、今までとあんまり変わらないですね。
あまり物に執着しない方だと思っていますが
自分の行動を考えると、そうではないみたい…。

でも棚がなくなった分、
部屋が明るくなったような気になって
いい気分。

わが家の無線LAN計画を実行する時に
もう少しスッキリするかしら…なんて思っていますが
いつの事になるやら…

ゴールデンウィークは仕事をしていて
一日は法事があってと
自由になる日が一日のみ。

そこで前から行ってみたかった藤原岳(1120m)へ行きました。
ここは福寿草やら花が有名のようで、
福寿草の時期は過ぎていますが
何かしら咲いているかなと思っていたのです。

朝6時に家を出て、桑名まで高速道路を走りました。
すでにETC1000円効果で
四日市から渋滞でしたが桑名はその手前。
予定よりも早く登山口に到着できました。

ペースを乱さないように。
そればかり気にかけて
ゆっくり、ゆっくり登ります。
踵に靴擦れができてしまったようで
靴の履き方がいけないのか、靴が合わないのか、靴下か…
靴屋さんに相談しようとか、あれこれ考えながら
9合目の避難小屋に到着。

ここまであまり花が咲いていないし、
1000mの山だと、山頂付近も植物の様子が違います。
下は新緑、上はまだ葉っぱもない木や背の低い植物。
知らないことばかりだと、また自分の知識のなさを感じました。

あいにくの曇り空で、せっかくの山頂の眺めは今ひとつ。
晴れていたらさぞかしきれいな事だろうと想像します。
でもこの爽やかさ。リフレッシュします。
いつもパソコンに向かってばかりなので
たまに見る自然の美しさや、汗が心地良く感じます。

山頂から再び避難小屋に戻り、
さらに30分歩いて天狗岩(1165m)というところへ。
岩が天狗の形でもしているのかと思ったのですが
命名の由来はわからず。
岩だらけなので、しばし景色を堪能して9合目に戻りました。

お昼ごはんを食べて、いざ下山。
帰りは違う登山道を降りたのですが
これがまた傾斜がきつくて、なかなかつらい道でした。

登りと同じくらい時間をかけて降りていきました。
膝が笑っているし、手も使うし、石が多くて滑るし…
こんなきついの、初めての経験です(泣

実は1000mを越える山は富士山以来。
愛知近郊では初めてです。
下りのきつさを味わって
数日間、筋肉痛で体ギシギシ。
なかなかつらくて楽しいゴールデンウィークでした。

数え方がわかりません。
ある仕事でwebページを作成していて
ふと、器の単位(?)数え方って何だろうと
気になってしまいました。

一般的には1客、枚、個かな?
ここは便利なインターネットで検索。

客をもてなすための道具を数えるときは「一客(きゃく)」。
お茶碗は1客とか1個。
お茶碗や湯呑は、客をもてなすものの分類だそうです。
そして、ごはんを盛ったら1膳。

盃は、1口(く・こう)。
コップとかグラスになると、1個、1客。
徳利は1本。1提げ。
箸は1膳。1揃(そろい)。1具。

時々TV番組のクイズなどでも
物の数え方が問題にでたりしています。
その時は、へぇ〜と思っても
あまり覚えていなかったり…。
ん〜これはメモっておかないと忘れてしまいます。

でも仕事となると間違っていてはいけないと
調べることのほうが多くなります。
こういうことは、クライアントに聞いたほうが早いのですけどね。

物の数え方知っていると
なんか物知りのようで、優越感感じるのですが
そうそう格好いいことにはならないのです。
記憶力が弱くなっているようで……
ちょっと焦ってきました。

私の頭は、スポンジのように知識を吸収してはくれないのです。

ちょっと時間がある時にでも
読んでみようかと
ものの数え方が載っているサイトを
ブックマークしたのでした。

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