なんだか道具が好きな私。
これまでフライパンをいくつも使ってきましたが
やっぱり子供の頃から家にあった
鉄のフライパンがいいと思い、
行き着くところは「鉄」でした。
でも欲はあるもので
アウトドアでも家でも使えそうなダッジオーブンのスキレットや
鉄なら南部鉄が良さそうとか、
ネットサーフィンをしていたり、
雑誌などの情報でいろいろ見聞きすることがありました。
そんな時、
鋳物としては極薄で軽量化され、熱伝導率も高くなった
魔法のフライパンというものの存在を知りました。
下請け企業からの脱却を図るため、
業界の常識である板厚4.5mmの3分の1の鋳造板を開発した
…というような記事も読みました。
しかも愛知県と三重県の県境あたりにある会社。
車で15分くらいのところだったこともあって
もう興味津々。
地元企業でがんばっているとこなら
応援せねば、みたいな妙な地元意識もあって
よし!一生もんのフライパンを買うぞ!くらいの意気込みがありました。
ホームページを見たところ、注文から納品まで半年待ち。
じゃ、しばらく待てば買えるだろうと思って
1年後くらいにHPを見たら、納品まで2年半待ち!
こりゃダメだ。こうなったら待つしかないと、
注文したのが、2007年7月末。
で、忘れた頃に納品の連絡。2009年4月です。
以外と早くできたのね、という感じでした。
実際に手にとってみると本当に軽い!
一般的な鉄のフライパンのようなコーティングがなく、
空焼きの必要がありませんでした。
水洗い後、すぐに調理。
魔法のフライパンでの初めての料理は野菜炒め。
なんとなく野菜からでる水分が少なく、
野菜の旨さがでてる…ような気がしました。
いくらいい道具を使っても料理の腕は別。
もっともっと修業を積まねば!
鉄のフライパンに慣れてはいるのですが
今はただ、こげクセがつかないように
メンテナンスに気を使っています。