賃貸物件の退去の場合、
一番気になるのが敷金です。
住んでいるとどうしても汚れやキズはできるもの。
その汚れの具合が、法的な基準内であれば
入居時に払った敷金の内から返金されるのでしょうが
その基準で、トラブルが多いと聞きます。
不動産関係の仕事をしている相方にも立ち会ってもらいました。
管理会社の担当者が部屋を訪れ、
早速、部屋を確認しました。
「きれいに使われていますね。」
そう言われて、ちょっとほくそ笑み。
担当の方がチェックをしながら、
どこを見ているか説明してくれました。
窓や網戸、扉を上から下まで、触ったり、軽くたたいたりして
壊れているところ、網戸なら破れているところがないかを確認します。
窓や壁に穴が開いたり、猫などのひっかきキズがあったり…という物件もあったそう。
そして喫煙している場合は、
その部屋の壁クロスは全面張り替え。
たまたまこの管理会社では、退去後に
キッチンは汚れの落ちやすいクロスに張り替える、
居間は照明器具を取り付けるというタイミングのようでしたが
「クロスの張り替えの必要もないくらい」との判断に
またまたニッコリ。
私が気にしていたフローリングやクロスのキズや汚れは
問題ない範疇だったようで、ホッとしました。
結局、指定のハウスクリーニング、
設置されていたエアコンのクリーニング、
鍵の交換で、約6万円の室内補修費。
15万円ほどの敷金と、家賃や保険の返金分もあり、
合計13万円ほど返金がありました。
そこそこ気を使っていた成果です。いえ〜ぃ♪
…と喜んだのですが、
新居は敷金・礼金なしで、別途補修費13万円。これは返金なし。
この補修費が高い!と感じたのでした。
賃貸物件は、管理会社、物件によっていろいろな設定がありますね。
今回もいろいろと勉強になりました。