富士山登頂を目指して
少しずつ山に慣れ、歩くことに慣れるようにと
低山ハイキングをしております。
今回は養老の滝で有名な養老山(859m)を目指そうと出掛けました。
養老の滝は、
日本の滝百選に選ばれている滝で、
名水としても有名です。
養老の水で作られた養老サイダーを
暑い夏の日に、クイーっと飲むのが好きでした。
(今は、製造会社も製品名も変わったようです。)
ふもとの駐車場から
とぼとぼと歩いて滝まで行っていたのですが
山登りの参考にしているホームページでは
滝の上の駐車場からスタートとあります。
今回初めて、車で滝の上のほうに行きました。
駐車場料金1000円を支払い、いざ登山口へ。
養老山頂遊歩道は、遊歩道2km40分、林道4km40分の
2つのコースがあり、
私たちは楽そうな林道コースを登りました。
蛇に出会ったり、鳥の鳴き声を聞いたり
山の表情を感じながらの上り道です。
休憩しながら、やっと頂上らしいところに着いたかと思ったら
まだまだ養老山ではない様子。
旧牧場跡という名前でした。
そこから養老山に向かうと、えらくキツイ遊歩道。
遊歩道と看板にはありましたが
そんな甘いものではありませんでした。
登ったり、下ったりをいくつか繰り返すと
ふと、これは稜線かと気がつきました。
山から山へ。
山の上を歩いている自分が信じられないなぁ。
なんだか達成感みたいなものも感じておりました。
だんだんと風もでてきたので
先を急いでおりましたが
なんと養老山は、まだまだ遠いのだと気がついたのでした。
歩いている遊歩道コースから、道を離れ、
小倉山を経るようなので、さらに時間がかかる。
私もバテてきていましたので
このまま帰路を目指しました。
途中、三方山の頂上から濃尾平野を眺めながら休憩。
でも帰路といっても、
この遊歩道は私にとってはとてもキツイものでした。
木でつくられた階段の遊歩道。
これを登ってくるのはたいへんだろうと
林道コースを選んでよかったと思ったくらいです。
一人しか通れないような細い道だったり、
転落注意のロープが張られてあったり。
初心者の私は
慎重に慎重にと、笑う膝とつきあいながらも
ようやくという思いで下ってきたのでした。
このキツイ遊歩道を登る人たちと比べると
私の体力のなさを痛感。
毎日歩かねばと思ったのですが
養老から帰って、2日間は筋肉痛に。
花粉症の症状がでて
薬のせいか、眠気もあって
体力づくりどころではありませんでした。
これで富士山がいけるのかという不安もありますが
ゴールデンウィークはどこへ行こうかと、プランを練っています。
次にくる時は、小倉山・養老山を目標にしたいと思っています。