富士箱根の旅の3日目。
温泉の町にきたならば、その雰囲気はぜひ味わっておかないと。
ということで、大涌谷へ。
地図で見たところ、はじめはケーブルカーで行こうと思っておりましたが、
車のほうが早いかもとということになり、
こちらも山道をドライブ。
以外と早く到着しましたので、車で行って正解でした。
広い駐車場に、大きな土産物店。
想像していた以上に、大涌谷は観光スポットでした。
駐車場からの眺望も良く、あいにく雲が多い日でしたが
富士山も見ることができました。
駐車場からは坂の歩道を、15分ほど登ります。
いくつもの煙が立ち上る山肌には緑は少なく、
噴出するガスと、そのきついにおいと
普段の体力不足がたたり、
玉子茶屋が開くまでしばし、ぼーっしておりました。
この玉子茶屋で販売される黒タマゴは
大涌谷の名物で6個入り500円。
ひとつ食べると7年寿命が延びるという、ありがた〜いゆでタマゴです。
ここで噴出す温泉の成分で、ゆでた卵が真っ黒になるのだそう。
ここでつくった黒タマゴは
荷物用のゴンドラで駐車場の土産物店に運ばれますが
やはり現場で食べないと、ね。
ここでも食いしん坊の意地がでました。
その後、名古屋へ帰るために
箱根湯本、小田原、東名高速道路をひた走り。
中央道から、富士山をまわった2泊3日の旅は
今回もおなかがいっぱいの状態でした。
ただ富士吉田のうどんが食べられなかったのが心残り。
一度にたくさんのいいことを味わうのももったいない。
また富士にきた時の楽しみにしておきます。
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後日、大涌谷をネットで見てみると、
地獄沢、閻魔台などという立入禁止区域があり、
古くから恐れられている地域であったのだなと想像されます。
歩いた道は遊歩道ではなく、研究路と呼ばれ、
「火山ガスは危険で、
感覚が麻痺してにおいに鈍感になってきたら、ただちに避難」
という看板が立っているそうで(気がつきませんでした・・・)
観光などと悠長なことを言っていては
危険なところでもあるのだなと、改めて気づきました。