旅は、ごちそう。(中川賀代子)

戸田ゼミコラムのアーカイブです。このコラムはすでに連載を終了されています。

古いXPモバイルPCを活用しようと
LinuxをUSBメモリから起動させてみました。

…と簡単にはいきませんでした。

まずは最新版(ISO)を別のPCにダウンロードして
USBを起動ディスクに。
…したと思ったのですが、
USBを挿したモバイルPCは、普通にXPで起動しました。

起動ドライブの優先順位の設定忘れだと思って
BIOSをUSBメモリの順位を設定。

PCを再起動。なんか、動きません。。。
心配になったので、強制的に電源落として、再起動。
XPを起動させました。

起動ディスクの作り方がおかしいのかもと思い、
バージョンをひとつ落としたものを再ダウンロード。

そういえば!
新品だからと、やらなかった工程、
USBメモリのフォーマット(FAT32)をしました。

その後、ISOイメージの書き込み。
BIOSの設定。
いろいろググって調べたことを、順番にやってみました。

PC並べて、調べながら起動ディスク作成。
BIOS設定画面を表示させるには、
メーカーが配布している取扱説明書のPDFで確認しました。
英語の画面を、たぶんこれかな?という感じで
ほんとに「やってみた」。

何とかUSBからLinuxが起動しました。

諸設定をせずに、この日はこれで終了。
古いXPもなんとか動く、活かせる、と思ったら
ここまでで満足してしまいました。

次のステップに進むには、
もう少し時間と気力が必要なようです。

数年起動させていない古いノートPC。
12年ほど前のモノ。
まだ処分せず、本棚に置きっぱなしでした。

A5サイズで、カタログをみるとモニターは8.9型。
モバイルPCと書かれてありました。

部屋の掃除をしながら、ふと考えました。
古いPCに、別のOSをインストールできないかと。

まずは、ACアダプタを探して、充電。
起動しました!
使わない前提だったか、ファイルは何も保存されてありませんでした。

この後どうしよう。
winXPはもう使いませんし、win7やwin8は到底使えません。
マシンが古すぎますので。。。

googleのChromium OSはどうだ。
→2007年以降のマシンじゃないとダメらしい。

じゃ、他の方法は?
→LinuxというOSが軽量らしいとわかりました。

どうせ、このまま廃棄処分にするなら
試しにいろいろ触ってみようかと思い立ち
まずは、このモバイルPCのスペック確認。

メモリ256MB(!)
ハードディスク40GB

あー、Linuxもダメっぽいかも。
最新OSバージョンの推奨環境は、
メモリ1GBはあったほうがいいそうです。

でも!
Linuxは、USBを起動ディスクにすることができる?とか。

ん〜なんかこんがらがってきた。
まっ、とにかく、やってみようか。
このまま壊れちゃってもいいし。

まずは有線のマウスと、4GBのUSBメモリを購入。
一旦ここで止まっています。
私の無謀な挑戦は、さてこの後どうなることでしょう。

まだまだ先のコトと思っていますが…
私も夫も両親を見送り、
なんとなく、漠然とですが
自分の終わりの事を考えるようになりました。

…といっても
時々、掃除のついでにアルバムの整理をしたり、
着ない服の処分をしたり。

まだ、義父の家にあった荷物も残っていますし、
車庫の片隅に置きっぱなしの
私の荷物もあります。

まだまだ、スッキリするのは
先の事になりそうです。

先日、遺影の話になりました。
私たち夫婦は、二人ともあまり写真を撮りません。
いざ、その時に、
遺影に使える写真がないではないかと気づきました。

私個人の考えですが
人物のみ切り抜いて、ブルーなどの背景の
“よくある遺影”が好きになれません。

遺影といっても、本人は見ないものですから
何でもいいのでしょうが
私の気に入った写真を使ってほしいなと思っています。

私の気に入った写真とは
何気なく撮影したスナップ写真です。
背景を加工せず、そのまま使ってほしい。

今は写真がないけれど
これからどこか出掛けた先で
ニッコリ笑って記念撮影をしよう。

特別な旅先でなくてもいいんです。
桜の花の下だったり、
海辺だったり、
山歩きの山頂だったり。
普通の写真がいいなと、夫にお願いしました。

夫婦二人で、先の事を話す時間が増えてきたように思います。

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